肩は色々な方向に動かせますが、その為に肩の構造は複雑で不安定なものになっています。
腕を上げる動作一つにしても、肩甲上腕関節、肩鎖関節、胸鎖関節、肩甲胸郭関節と4つの関節が協調して動きます。そのどれか一つの関節に動きに異常が出ると、他の関節も次第に動きにくくなり、やがて腕が上がらない肩が痛いといった症状につながっていきます。 また、肩は色々な方向に動かす為に多くの筋肉が付着していますが、動きが悪くなってくるとこれらの筋肉には過剰な負荷がかかり、結果として慢性的な症状につながってしまいます。
さらに、首・背中・腰などの影響で、肩の動きに制限があることもあります。
これらの部位についても併せてアプローチしていく事で、症状の改善だけではなく再発防止につながる根本改善が可能になっていきます。